アメリカ英語の MORE の R 音性母音 /ɔr/ の発音
アメリカ英語で最もよく使われるR 母音の一つです。door, more, four, floor などの単語で聞こえます。
more、door、four、store に含まれる /ɔr/ の R 音性母音は、円唇の母音と R の音が融合したものです。まず、顎を下げて唇を丸め、AW の口の形を作ります。次に、唇の丸みを保ったまま、舌の奥を後方に引き上げます。アメリカ英語において、これは2つの独立した音ではありません。母音の R 音化(R-coloring)が音全体を支配するため、唇を丸める動きと舌を引く動きが完全に同時に起こります。日本語の「ドア」のように母音を分割したり、カタカナの「オー」の後に後から「アー」を付け足すのではなく、最初から R の響きを含んだひとつの滑らかな音として捉えてください。
3つの小さな調整。
ここを押さえれば、音は自然に出てきます。
「AW」の音のように顎を下げ、唇を丸めた状態から始めます。唇の丸みを保ったまま、R の音を作るために舌の奥(後舌)を後方へ引き上げます。
あご
顎は適度に下げますが、R の影響を受けるため、純粋な AW の母音(/ɔ/)ほどは開きません。
舌
まず AW(/ɔ/)の位置に向けて舌を後ろに引きます。そこから R の音へと滑らかに移行するにつれて、舌の奥をさらに後方へと引き上げます。
唇
発音している間はずっと唇の丸み(円唇)を保ちます。唇を極端に突き出したり、外側に開いたりする必要はありません。AW 母音の丸みが、そのまま R の音まで続きます。
覚えておきたいことが1つ。
AW の母音の位置と、R の子音の位置を融合させるようなイメージを持ちましょう。唇の丸みを保ったまま舌の奥を後方へ引き上げますが、口先ではなく、舌の動きを意識することが大切です。
近い音と比べてみましょう。
あなたの音が隣の音に寄ってしまっているなら、ここで聞き分け方がわかります。
SAW の母音
純粋な AW(/ɔ/)の母音は、唇の突き出しが弱く、舌もそれほど後方へと引き上げられません。一方、OR(/ɔr/)は AW の口の形と R を融合させた音であり、唇の突き出しと舌の後退がさらに強調されます。
CAR の R 音性母音
OR(/ɔr/)は発音中ずっと唇の丸み(円唇)を保つため、<em>form</em> や <em>pork</em> といった単語では口を丸くすぼめた形になります。対照的に、AR(/ɑr/)は <em>farm</em> や <em>park</em> のように、唇をリラックスさせて開いた状態から始まります。<em>form</em> と <em>farm</em> の違いは「唇の丸み」にあります。OR は唇を丸め、AR は顎を下げて唇をリラックスさせて発音します。
16 個の日常単語。
どの単語でも開けば、丸ごと分解して見られます——弱化のひとつひとつ、フラップ T のひとつひとつまで。
実際の会話の中で。
この音が登場する短い文を 5 個。再生を押して聞き、見出しを押せば丸ごと分解して見られます。